MLB公式サイトによると、この記念のホームランボールを手にしたマット・ブラウン、
サマンサ・ブラウンの2人は試合後、ボールを返すためにプホルスの元を訪れた。
すると、プホルスは2人にボールを持っておくように伝え、2人を驚かせたという。
 
記事ではプホルスのコメントも紹介。「ただのボールだよ。彼らはそれを受け取るに
値する。私たちはファンのためにこのゲームをプレーしているんだ。だから、彼らがそれ
を返したがろうが、保持したがろうが、私はなんの問題もないよ」と語っている。さらに、
プホルスはサインを入れたボールも2つ、2人にプレゼントした。
 
MLB公式サイトによれば、サマンサさんはちょうど1年前に父親を亡くしていた。記事
では「この記念品はサマンサにとって確かに感情的な日に訪れた」と記され、プホルス
も「トロフィーケースの中に入れておく私よりも、彼女にとってのほうが(あのボールは)
大きな意味を持つと思う」と語っていたという。