大谷派だったシュナイダーさん
そんな「大谷VSジャッジ」のMVP議論が激化する中、米CBSスポーツでは15日(日本時間16日)、大谷のMVPの可能性を分析した記事を9日に掲載したマット・シュナイダー記者が、ジャッジ推しの世論に押される形で「どちらがMVPと言ったのではなく、大谷にもMVPの可能性があると伝えただけだ。自分はジャッジにMVP票を入れる」と釈明するような記事を掲載した。

 同記者は、両選手の所属チームの成績とは別に「1961年以降、PED(筋肉増強剤)に影響されずに60本塁打を達成する初めての選手」「今季、両リーグで50本塁打を超えるのはジャッジだけ」「史上初の60本塁打で3冠王達成の可能性」などの点でジャッジ有利を訴えた。

 大谷は二刀流の先駆者であるベーブ・ルースと比較されがちだが、同記者は「1928年のルース以降、2位以下に20本塁打差をつけた打者はいない。まさに『誰もやったことのない偉業』をかなえようとしている」とも付け加えた。
「やっぱりジャッジ」