レース後、「詰まってしまい、すみません」「スペースがなく、すみません」などと謝る日本人ジョッキーのコメントをよく目にします。しかし、海外のジョッキーが詰まったとき、どういう表現をするかというと、「今日は彼の日ではなかったね。アンラッキーだった」となるのです。

 日本人ジョッキーは、とにかくまず謝らないといけない。いっぽう外国人ジョッキーにしてみれば、詰まったのは運がなかった、流れがよくなかったという不可抗力の産物なので、謝る理由がない。文化の違いであり、詰まることも競馬だということを認識してもらえているかどうか。その違いがよく表れていると思います。


日本人も大体展開が向かなかっただの馬場が悪かっただのしか言わなくない?