米国のジョー・バイデン大統領が、韓国企業が米国に大規模な投資をしたことを、自分の代表的な功績に掲げた。電気自動車(EV)購入補助金の支給をめぐり、同盟国に対する差別という声があがっているにもかかわらず、「米国製」を強調し、保護主義路線を固守する意志も示した。

 バイデン大統領は5日、ミルウォーキーでのメーデー記念演説で「全世界のメーカーが米国に集まっている。韓国から、日本から、全世界から集まってくる」と述べた。
さらに「韓国企業のトップがなぜ米国に投資するのかについて私に何と言ったか知っているか。我々が最も安全な環境と最高の労働者を持っているからだ」と語った。また「我々は米国製の製品を使う米国の工場で米国人労働者と共に米国の未来を建設する」と強調した。