持つべきものは友ということか――。パ・リーグで打率最下位にあえぐ日本ハム・清宮幸太郎内野手(23)に、2015年のU18W杯決勝(甲子園)で対戦したロイヤルズのニック・プラット内野手(23)からエールが送られた。学年こそ清宮が1つ下だが、リトルリーグ(LL)出身で“ドラ1”のスラッガーと共通点も多く「同じチームでプレーするのもいい」とラブコールまで飛び出した。 

(中略)

南カリフォルニア大の内定をもらっていたプラットは17年6月、ドラフト1巡目(全体14位)でロイヤルズに指名されてプロ入り。ルーキーリーグ、1A、2A、3Aを経て今年7月14日にメジャー初昇格を果たし、8月6日に本拠地でのレッドソックス戦でサヨナラ本塁打を放つなど地元ファンの心をつかんだ。

(中略)

 そんなプラットは最後に“球友”へのメッセージを本紙に託した。「彼はいつかこっちに来るつもりはあるのか? いつかそうなることを願っているし、同じチームでプレーするのもいい。一塁の守備がかぶる? それは問題ない。僕が外野をやるよ」。ロイヤルズは58勝88敗でア・リーグ中地区4位と低迷し、日本ハムは54勝76敗3分けで最下位。チームの巻き返しに不可欠な戦力という点でも2人は共通している。

https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/mlb/4449905/