そして義時とは、お互いを信頼しあう間柄だったと思いますが、北条方と戦う中で重忠は何を感じていたのでしょうか。

重忠が戦う意味はおそらく、義時さんへ向けてのメッセージだったと思います。彼の苦しんでいる姿をずっと見てきたからこそ、言葉にはしないけれども、「こうなってしまった状況の根源は時政さんであり、そこを変えられるのは義時さんしかいない」と重忠が一番わかっていた。「あなたは今のままではダメなんじゃないの」「本当はわかっているでしょ、心の中では」という二人のやりとりが第35回のラストにありましたが、それでも戦になってしまったときに重忠が成し遂げようとしたのは、義時さんをコテンパンにして目を覚まさせることだったのではないでしょうか。

https://www.nhk.or.jp/kamakura13/special/interview/071.html
中川大志の解釈ええから皆インタビュー見るんやで