カブスは21日(日本時間22日)、鈴木誠也外野手(28)の登録を「パタニティー(父親)リスト」から「制限リスト」に移行した。鈴木は畠山愛理夫人の第一子出産に立ち会うため、日本へ一時帰国したと報じられている。

 規定によれば「父親リスト」による離脱は最大3試合。17日に登録され、タイムリミットだったこの日のマーリンズ戦までにチーム再合流できなかった。米スポーツサイトのSBネーションは、鈴木のメジャー挑戦1年目が終わった可能性が高いと報じた。

 「チームにとって、制限リスト登録が唯一の選択肢だった。ただ、奇妙なのはチームから発表やプレスリリースなどがなく、ひっそりと措置がとられたことだ。鈴木は出産立ち合いのため帰国したと伝えられる。それが事実ならば、日本にとどまり、このまま2022年シーズンを終えることが濃厚だ」

 「制限リスト」は選手が出場停止処分を受けた場合や、今回のように個人的な事情などでチームを離れる場合に登録され、メジャー40人枠から外される。登録期間中は無休扱いのまま球団が保有権を持ち続け、選手はFAとして他球団への移籍はできない。登録はシーズンをまたいだ長期間にわたる場合もある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f3d6338f356feac996b9be996d564c2d0ad3644