プロ野球選手として初めてのオフを過ごす高橋宏が、お手本となるビッグネームの名前を明かした。福谷に弟子入りして7~9日に梅津とともに率いられ、足を運んだ津市のスポーツ整形外科「みどりクリニック」で自主トレ。課題と向き合った3日間の成果に、声を弾ませた。
 
「クリニックでは、デグロムのフォームとよく比較されました。フォーム的にも、自分が教えてもらったことができている投げ方だったので、参考というか、良い見本になると思いました」
 
初日のシャドーピッチングで、右肩甲骨の可動域の狭さを指摘された。理想として示されたのがデグロム。
 
MLBトップクラスの実績以上に、前々から気にしてきた右腕だ。投球時に踏み出した左膝が開く癖をプラスにすべく、行き着いたのが同じ膝の使い方をするデグロムだった。