【日テレ】金曜ロードショー!「竜とそばかすの姫」★1【細田守】
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「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥(ITmedia ねとらぼ)
「竜とそばかすの姫」を見た後、はらわたが煮えくりかえっていた。
仮想テクノロジーによる没入型SNSという「サマーウォーズ」のアップデート、家庭内、社会内で孤立する若者を描いた「おおかみこどもの雨と雪」の延長線、何より「時をかける少女」との演出的な相似性。
これまで氏の作品を見続けてきた者として、本作を総決算として見るのは非常に容易だ。むしろ細田守監督もそのつもりで本作に向き合っているのだろう。 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥(ITmedia ねとらぼ)
本作は市場が求めていた細田映画の再来として好調なスタート。細田史上最大のヒット作になるとの予想も出ている状態だ。
だがそれと同時に逆の集大成――すなわち、過去作でも度々言及されてきた細田作品の負の側面、すなわち「社会システムへの根本的な不信」、それを原因とする「脚本の致命的な欠陥」。
加えて結果として出力されたものが受け手側に示す「歪んだメッセージ性」があらためて浮き彫りになった。このような作品を「全世代向け夏休みアニメ」としてひろく上映することの危険について、強い懸念を覚えている。 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥(ITmedia ねとらぼ)
細田は現実世界の問題意識をはっきり持った上で作品作りに生かしているというが、単独脚本である「未来のミライ」そして本作をみるに、その危険度は明らかに上がっている。
アニメーション演出自体の独自性、絵の魅せ方についての技量は否定しようもない。
ただ、以下のような考えを持った上で作品を作るのであれば、脚本周りについては絶対に再考の必要がある。以前のように共同執筆、ないし脚本協力を入れる、またはいっそのこと細田の作業とは切り離すべきだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています