ラーメン店として世界で初めて「ミシュランガイド」の星を獲得した「Japanese Soba Noodles 蔦」(東京・代々木上原)のオーナーシェフ・大西祐貴さんが今週、急性心不全のため死去した。43歳だった。23日、同店の公式サイトなどで公表された。

同店は23日、公式サイトで「Japanese Soba Noodles 蔦 一同」の名義で、「Japanese Soba Noodles 蔦オーナーシェフ大西祐貴が享年43歳にて急逝いたしました。ここに生前のご厚誼に心より感謝し謹んでお知らせ申し上げます」と、大西さんの訃報を伝えた。

一方、大西さんが今月14日に投稿したツイートをめぐり、非公式な情報が拡散する形となった。
大西さんが「昨晩愛猫に左手を本気で咬まれ、今朝起きたら腫れていて激痛です。湯切りと鍋を持つことが困難だったので、おやすみしとりあえず今から皮膚科に行ってきます」などと記していたことから、これが死因ではないかと憶測が広がった。

 ORICON NEWSの取材に対し、同店の関係者は「猫に関する報道がされていますが、そういうことはありません。まったくの事実無根です」と遺族らが困惑している状況を説明。
大西さんは14日のツイート後に仕事復帰もしていたといい、「こうした報道がなされ、故人が一番悲しんでいると思う」と沈痛に語った。

https://www.oricon.co.jp/news/2250501/full/

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