もちろん前提としてゲームの世界観ありきの上でアニメを作らなきゃいけなかった知ってるけど、単体の作品としてみたときに、言ってしまえば底辺から成り上がって最後は破滅するっていう、ギャング映画テンプレ話をなんでワザワザサイバネティクスと絡めて描く必要があるのかってことが分からなかった

映画ブレードランナーがサイバネティクスを絡めたのは「人間とアンドロイドの違いは存在するのか?」というテーマを描くためだし、攻殻機動隊の主人公が全身義体なのは「全てが作り物でも魂は存在するのか?」を語るためで、それに対してサイバーパンクの所謂サイバーパンク要素はただの舞台設定でしかないところにモヤモヤするにゃ。脚本にはもうちょっとそこのところを掘り下げてほしかった。