中日の岩崎翔投手(32)が26日、大阪府内の病院で、右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受ける。
岩崎はソフトバンク時代の2018年春と秋に右肘のクリーニング手術などを受けたが、トミー・ジョン手術は初。復帰まで約1年かかるとされる。

 岩崎が大きな決断を下した。昨オフにソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償として、今季から中日に加わった。
勝利の方程式の一角を任されて開幕したが、移籍後初登板となった3月26日の巨人戦(東京ドーム)で、ストレートの四球を与えると、右腕の異変を訴えて降板。
右前腕屈筋損傷と診断された。

 リハビリを続け、7月29日には離脱後初の立ち投げを行ったが、違和感は消えず。
複数の病院で診察を受け、根本の原因が右肘靱帯にあると診断されたため、メスを入れる決意を固めた。

 2007年高校生ドラフト1位でソフトバンクに入団。17年には72試合に登板、46ホールドポイントを挙げて最優秀中継ぎを獲得している。