ヒントをくれた“牧さん”に感謝。

 ある日の練習中、10歳近くも年下の打者に質問をぶつけた。

「いま、どんな感じで打ってる？」

 そこから始まった2人の対話は「右半身を使っているか、使っていないか」というテーマに行き着いた。宮﨑は言う。
https://sp.baystars.co.jp/column/special2022/0926/
「本人がどう感じたかはわからないですけど、意識しているところは似てるのかな、と。
『あ、いっしょだね』『やっぱりそうだよね』という感じになることが多いので。
右半身の話になったときも『なるほど』というヒントをいただいた。“牧さん”にはだいぶ感謝をしています」

 好打者と見れば、年齢など構わず耳を傾ける。それもまた、宮﨑が高いレベルであり続けている理由の一つだろう。