阪神は次期監督として2005年の優勝監督である岡田彰布氏(64)の擁立を決定したが、正式発表を前に水面下でコーチングスタッフの組閣が進みヘッドコーチに現在2軍監督の平田勝男氏(63)、2軍監督には球団本部付テクニカルアドバイザー(TA)としてフロントにいる元監督の和田豊氏(60)に白羽の矢を立てた。両人には、27日、要請が行われた模様。また将来の監督候補としての入閣が期待されるOBで最後にロッテでプレーした鳥谷敬氏(41)は、本人にまだもう1年はネット裏で勉強をしたいとの意向が強いために見送りとなり、チームのスペシャルアシスタント(SA)の藤川球児氏(42)には、2軍のチーフ格のポストを用意して入閣を要請することになった。