「これ…(指名公表はもう)変わらないですか?」

 28日、学校から帰宅して何げなくスマホを見ると、自身の驚きのニュースが飛び込んできた。「1位というのもびっくりしたし、今年は早いなって」と目をパチクリ。その一方で「めっちゃ心配性で。ちょっとミスしたら(評価)下がったんじゃないかなって思う。だから(指名の公表は)安心したけど、今後これが変わることはないのかなって…」と、うれしさと不安が入り交じった、何ともいえない心境を明かした。


 ドラフト22日前の異例の早期公表。大塚副代表から「将来のスーパースター」と最高評価を受け「(巨人に)選んでもらったら岡本選手や菅野選手のような、巨人といったら浅野といってもらえるような選手に」と意気込んだ。「ジャイアンツカラーの」と橙色が入ったバットでカメラの前に立った浅野は競合必至の情勢だが、幼少期から高校野球をよく見ていたと言い「どこのファンとかなくて、選んでいただいたところで」と、どこへ入団しても球団の顔になる強い意志を持っている。