日本選手で最多のシーズン56号に王手をかけるヤクルト・村上宗隆内野手(22)が30日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場し、3打数1安打1四球で56号は次戦以降に持ち越しになった。

 これで16日の中日戦から13試合、そして57打席連続でノーアーチだ。それでも2試合連続安打に高津監督は「表情も明るいし(打撃の状態は)上向きなんじゃないかなと思います」と話した。

 この日は7回の守備から交代。指揮官は「調整で。休ませることも大事かなと思って」と説明。また、村上の打率は試合開始前と変わらず3割1分7厘のまま。首位打者を争う中日・大島は同じ日に行われたDeNA戦で2打数1安打、打率を3割1分5厘としている。