トヨタ自動車の豊田章男社長は29日、同社の製品ラインアップの主要な部分としてガソリン車を維持する考えを示した。新たな技術がどれだけ速く消費者に受け入れられるか不透明な中で、電気自動車(EV)への完全移行に取り組んでいる競合他社とは一線を画す。

豊田氏は記者団に対し、向こう数年間でEVをさらに投入することを計画しているが、ガソリン・電気のハイブリッド車や水素自動車、従来型の化石燃料車も提供していくと述べた。

同氏はラスベガスに集まった自動車ディーラーに対し、バッテリー駆動車の普及には、メディアで報じられているような期間よりも「長い時間を要するだろう」と指摘。クリーンな方法で車を動かすため「可能な限り幅広い」種類のパワートレインを提供していく方針を示した。

「それがわれわれの戦略であり、それに専念する」と語った…

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d41738bce92dda1dc4f2d6c3d626db21243a21