【巨人】原辰徳監督「緊張感が喜び」今日からラスト2連戦 負けたら終わりの決戦を前にナインを鼓舞

 巨人の今季を分ける“最終決戦”がいよいよ始まる。クライマックスシリーズ(CS)進出へ自力での可能性はない上に、1、2日のDeNA戦(横浜)は1敗も出来ない崖っ縁での2連戦。大きなプレッシャーがかかるが、原辰徳監督(64)はその緊張感を「喜び」と考え、重圧から自らを解放して戦うように選手を鼓舞した。この日の全体練習では約1時間、報道陣をシャットアウトしてサインプレーの確認を行うなど、入念な準備は完了。人事を尽くして天命を待つ。

 今季を分ける2連戦を前に、原監督は静かに闘志を燃やした。自力でのCS進出はない。出来ることは残る2試合に勝利して、相手の結果を待つのみ。負けたら終了、まさに高校野球のトーナメントのような戦いだ。「明日迎える勝負は、どういう表現でもできる大事なゲーム。そういうふうに戦わないとね」。指揮官は一戦必勝の覚悟を、力強い言葉に込めた。

 この日、東京Dで行われた全体練習では、開始から約1時間、報道陣をシャットアウトしてサインプレーの確認を徹底した。「そうだね。チームプレーを少しね」。直前の9月25日の中日戦(バンテリンD)でもランダウンプレーでほころびを見せていただけに、鉄ならぬ“辰のカーテン”を引いて決戦を前に修正を施した。

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