今季限りでソフトバンクを退団する松田宣浩内野手(39)が1日、ホークスで最後の試合となる
ウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に出場した。

チケットは前日までに完売。最後の勇姿を目に焼きつけようと多くの観客が球場に詰めかけ、
球場外では臨時で設置されたモニターで観戦するファンの姿も。
「4番・三塁」でスタメン出場し、2回の第1打席で右前打を放った。
いつもは本塁打を放った後に披露する「熱男」のパフォーマンスでスタンドから拍手喝采を浴びた。
第2打席以降は空振り三振、遊ゴロで3打数1安打。7回の守備でベンチに退いた。

試合後にはセレモニーが行われ、小久保裕紀2軍監督(50)、前監督の工藤公康氏(59)から花束を渡されると号泣。
ファンへのあいさつでは王貞治会長(82)から「好きな野球があるのならば最後の最後までやりきりなさい」と
激励されたことを明かし、「17年間、一生懸命やってきて良かった。感謝しかないです」と話した。

今後は他球団で現役を続行する道を模索する。
この日はヤクルト、中日、楽天、ロッテの編成担当者が視察。
松田は「あの1本(安打)からまたスタート」と前を向いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8118f1cecefd3d979615ce397fb7c0ecacdeae7
退団セレモニーを終え胴上げされる松田
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/10/01/jpeg/20221001s00001173423000p_view.jpg