『後宮の烏』(うしろみやのとり)は、白川紺子による日本のライト文芸。イラストは香魚子が担当している。集英社オレンジ文庫(集英社)より2018年4月から2022年4月まで刊行された。
中華風の世界観を舞台に、後宮の奥深くに住む「烏妃」と呼ばれる特別な妃と、噂を頼って彼女の元を訪れた皇帝を中心に描くファンタジー小説となっている[1]。2022年8月時点でシリーズ累計発行部数は120万部を突破しており[2]、集英社オレンジ文庫におけるファンタジー人気の先鞭をつけた作品に位置づけられる[3]。