>>128
「お母さん、今度はどれくらいいられるの?」
「あなたの誕生日まではいられる予定。だから今年は、去年とあわせて二年分のパーティをやりましょう」
「やったあ!」
 スレッタが弾けるように言った。
 でも、スレッタがお母さんと誕生日を祝えたのは、この11歳の時が最後になってしまった。