2週間前のOBコメント

広澤克実氏

 セ・リーグは大勢(巨人)と湯浅京己(阪神)の一騎打ちだと思います。ここまで大勢がリーグ4位の32セーブで、湯浅がリーグトップの39ホールドを挙げています。両者ともタイトル獲得が射程圏内です。ただ、大勢は4月、5月は勢いがありましたが、ここにきて少し陰りが見えてきたような気がします。

 一方、湯浅は40ホールドポイントに届くだろうし、このままだと順位は阪神のほうが上なので、湯浅が選ばれるのではないでしょうか。湯浅は球威もあるし、落ちる球種も持っている。プロ4年目ですが、実質1年目。これまでの下積みで苦労した分、怖いもの知らずの強気の投球を披露しています。