【データ】ヤクルト村上宗隆、記録ずくめの史上最年少3冠王 2桁盗塁、本塁打最大差、犠飛ゼロ

▼ヤクルト村上がシーズン56本目の本塁打。56号は13年バレンティン(ヤクルト)の60本に次ぐ単独2位に浮上。
64年王(巨人)の55本を抜く日本選手最多となった。左打者では64年王、01年ローズ(近鉄)の55本を上回る史上最多。
DeNA入江からは今季初アーチとなり、13年バレンティンに並ぶシーズン最多の48投手から本塁打を放った。

▼村上は史上8人目、12度目の3冠王に輝いた。3冠王は04年松中(ダイエー)以来18年ぶり。
セでは86年バース(阪神)以来になり、ヤクルトでは球団初。22歳シーズンは38年秋の中島(巨人)
82年落合(ロッテ)の29歳シーズンを大きく更新する最年少になる。村上は12盗塁を記録し、2桁盗塁の3冠王は初めて。

▼村上は本塁打で2位の巨人岡本和に26本差、打点で2位のDeNA牧、阪神大山を47点引き離し、
ともに2位との差で史上最大をマークした。こ
れまでの記録は本塁打が11年中村(西武)の23本差、打点が99年ローズ(横浜)の41点差。

▼村上は犠飛ゼロで打点王。犠飛が記録として採用されたシーズン(39、40、54年~)で、
犠飛ゼロの打点王は20年岡本和(巨人=97打点)に次ぎ2人目。