元アニメーターからの真面目な1意見ですが
歴史を遡ると写実派と印象派などのように枝分かれしてますよね
例えば写実派だと最終的に行き着く場所は現実と変わらない絵、つまりスーパーリアリズムと呼ばれる作品なんです
ではリアルな絵について皆さんどう感じますかね
「写真で良いじゃん」という方も居れば「人間の手で作り出すことが凄い」と言う方もいると思います
もう少し芸術的な話をしますとミロのヴィーナスという腕が無かったり布がズレてたりする像があるんですが
こちらは不完全なものの方が人は想像する余地が出てきて色々考えたり感じたりするという作品なんです
不完全だからこそ完全であり不器用だからこそ愛おしい

話を戻しますがAIが作った作品でも価値はあって当然なんですね
ボーカロイドとかもそうですし近いもので言えば電卓なんかもそうです
人がやってないから無価値とする方がおかしいというか
今の時代全ての事を人の手だけで行う仕事や趣味の方が少ないと思います
例えば将棋ではAIとの闘いなんかも有名です
なのでAIが作った絵も人の手で描かれた絵でも同じベクトルというよりは違った価値があると思います
「ただ可愛い絵であればよし」とするか「誰かのこだわりや人の作る過程も評価したい」のか
あまり絵に自信が無いから妄想や想像をAIに作ってもらうかなど色々需要はあると思います