大学院時代の先輩に熱湯を何度も浴びせ、全身にやけどを負わせたとして33歳の男が逮捕されました。男が使ったのはホテルの部屋にあった電気ポット。
お湯を何度も沸かし1時間から2時間熱湯をかける行為が続いたといいます。

4日朝、傷害の疑いで逮捕されたのは、三菱UFJ銀行の子会社で、「三菱UFJインフォメーションテクノロジー」の社員・奥村啓志容疑者です。
奥村容疑者は、知人の男性に熱湯をかけ全身に大やけどを負わせた疑いがもたれています。


8月27日、奥村容疑者はホテルに大学院時代の先輩の男性を呼び出しました。言いがかりをつけて、金を出すよう迫ったといいます。
奥村容疑者が使ったのが、ホテルの部屋にあった電気ポット。1リットル近くの水が4分ほどで沸騰するポットで、お湯を何度も沸かしたといいます。
奥村容疑者は男性に浴室に入るように指示。最初は立ったままの状態で、そのあと四つん這いにさせて男性に熱湯をかけました。
服の上から電気ポットの熱湯をかける行為が1~2時間続いたといいます。
その後、男性は奥村容疑者に「帰っていいぞ」と言われるまで、やけどを冷やすために水風呂に入っていました。顔や首、腹などにやけどを負った男性がホテルを出て向かったのは…