起訴されたのは、三重県津市の作業員・増井健太郎被告(35)です。

起訴状などによりますと、増井被告は先月14日、三重県内の路上で通学途中の10代の少女に「目が不自由なので落とし物を拾って下さい」と声をかけ、20メートルほど離れた倉庫に誘い込むと、持っていたカッターナイフを突きつけ「大声を出したら切るぞ」と脅しました。

男は少女の両手首をビニールひもで縛ると、裸にして胸や下半身などを触った上、自身のタブレットで動画を撮影するなどしたとして、わいせつ誘拐や強制わいせつ、児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われています。

少女にけがはありませんでしたが、増井被告は「誰かに言ったら動画をユーチューブにアップする」と少女を脅したとして、強要未遂などの罪にも問われています。

警察の取り調べに対し、増井被告は「好みの子だった」と話していたということです。