シルクレーシングの米本代表は「普通の馬では届かない位置から届きましたね。今夏、北海道でしっかりと立て直した効果が表れました。ぜひとも種牡馬にしたい一頭。次走については状態を見極めながらとなりますが、いずれせによGⅠを目指すことになるでしょう」と19年朝日杯FSに続く2つ目のGⅠ取りに意欲を見せた。

 クラシックでの激戦が尾を引いたのか、不振の4歳を過ごしたが、ここにきて心技体が伴った走りを見せ始めたサリオス。一足先に生まれの地へ戻ったコントレイルに続くためにも…。次なる舞台となる可能性の高いマイルCS(11月20日=阪神芝外1600メートル)か、香港マイル(12月11日=シャティン競馬場、芝1600メートル)のいずれかのGⅠが同馬の総決算となろう。


サリオス種牡馬予祝です