【中日】立浪監督「今足りない部分を補いたいのと数年先のチームも考えて」

 中日は6日、名古屋市内の球団事務所でドラフト会議へ向けたスカウト会議を行った。

 現場トップとしてスカウト会議に出席した立浪監督(53)。松永スカウト部長が「1位候補は10人ちょっとです」と話したのは、スカウト陣が足を使って探し回った結果。この中から立浪監督は「4、5人ぐらいじゃないですかね」。森下ら記憶に深く刻まれた金の卵の名前を挙げた。

5日に視察した中大・森下翔太外野手(22)のほかに、東芝・吉村貢司郎(24)と白鷗大・曽谷龍平(21)、北海道・苫小牧中央高の斉藤優汰(18)の3投手、愛知・誉高のイヒネ・イツア内野手(18)をピックアップしたと明かした。

 「今年に関しては打つ方という課題は挙がりますが、シーズン途中に先発がいなくなって困った。即戦力のピッチャーも欲しいです。今のドラゴンズにはドラフトは大事になるし、今足りない部分を補いたいのと、数年先のチームを考えた選手も取らないといけない」と指揮官。

 「今後、1位候補以外でも、明大・村松(静岡高)ら「スカウト陣がいい、という選手を見に行きたい」。現場へ足を運ぶ考えもある。
 全体で88選手をリストアップした。指名選手は6、7人の見込み。2年ぶりとなる育成指名のプランもある。