日本バレーボールリーグ機構「Vリーグ」の国分裕之会長らは11日、オンラインで記者懇談会を行い、2022~23年シーズンの概要や、盗撮や不適切動画・画像投稿の防止に関する取り組みなどを説明した。

 Vリーグでは会場内で性的な意図を持ったアングルで撮影された写真や動画が、インターネットやSNS上に掲載されることが継続的に多発し、大きな問題となっている。

 対策として引き続き、注意喚起のビデオ制作、試合会場でのアナウンスを実施。また、今季から女子チームは、試合前後のストレッチなどのウォームアップとクールダウンは原則、観客のいるエリアでは行わないなどの対応を取っていくという。
今後は、「Vリーグは許さない」といったキャンペーンや、対策マニュアルの制作等も行っていく。SNS上で、性的目的の写真や動画の投稿が実際に見つかった場合については、1件ずつ通報して削除し、法的措置も辞さないという。
https://hochi.news/articles/20221011-OHT1T51072.html?page=1