B-59艦長バレンティン・サビツスキーは、すでに両国が開戦したと判断し、核魚雷の発射を企図した。
B-59の核魚雷の発射には乗艦していた三人の士官(艦長サビツスキー、政治将校イワン・マスレニコフ、副艦長アルヒーポフ)の全会一致の承認が必要であった。

アルヒーポフはB-59では副艦長に過ぎなかったが、彼はB-4、B-36、B-130等の潜水艦小艦隊の司令でもあり、階級は艦長と同じであった。
そのため、艦長は彼の承認も得なければならなかった。

三人の間で口論が始まり、アルヒーポフだけが発射を拒否した。結局、アルヒーポフは艦長を説得し、浮上してモスクワからの指令を待った。



アルピーポフとかいうガチの英雄
コイツがいなかったら全面核戦争だった