ファーディナンド

「モイーズの戦術はチームを消極的にさせ、混乱させた。戦術は常に相手をどう止めるかだったし、モイーズはチームを負けないように仕向けていた」

「最も混乱したのは、どうやってボールを前に運ぶかということだった。よく彼はロングボールを使えと言い、ほとんどの選手が自身のキャリアで最もロングボールを蹴っていたと感じていただろう。時にチーム戦術はロングボールを中心としたクロス主体だった。恥ずかしかったし、フラムとのホームゲームで僕らは81本のクロスを記録した。なんでこんなことをしているのかと思っていた」

「彼の矛盾した言葉はさらにひどかった。時に彼はボールを回せと言い、別の日にはボールを回すなと言っていた。一体チームに何をしろと? 彼はある時、『今日は600回パスを回してほしい。先週は400回しか回せなかったから』と言っていた。誰がそんなことを気にする? 僕はむしろ10回のパスで5点決めたかった」