つまり、リーグ最強の与四球力と、最強の奪四球力の攻防。その明暗は山田より前の、凡打に終わった2人から始まっていた。塩見が初球を打って中飛、山崎は空振り三振。しかし、彼らは振った。村上までの打者4人で、空振りが5、ファウルが4、凡打が1。ストライクを1球も見逃すことなく、2四球をもぎ取ったのだ。
西勇は初球の被打率(1割9分)でもリーグトップ。つまり、制球力に秀で、若いカウントにも強い。しかし、ヤクルトは最後の実戦から中8日。勝ち上がってきた阪神に、短期決戦で受けに回る余裕はない。攻めて、振って、体をほぐす。西勇が初めて見逃しストライクを取れたのが23球目。直後の球をオスナに被弾した。投手にとって、振ってこられることが一番怖い。見本のような先制劇を、高津監督も笑顔で振り返った。
「3、4番の選球眼と、一発で仕留めた5番。非常にいい初回でした」
一方で僕が何度となく書いてきた竜の奪四球力は、今季も読者が想像する通りだった。ヤクルトに遠く及ばない323は、リーグ最少。個人でも阿部(49)の8位が最高である。選球眼も大切だが、相手を恐れさせてこそ。そう。待って四球は奪えない―。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac18d49d7e5634ce2cbcafd6e23fea11aec92c4a
中スポ記者「中日の野手は四球が少ない、相手投手を恐れさせないと四球は奪えない」
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1それでも動く名無し
2022/10/13(木) 10:50:53.63ID:wlq1UvvOd■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています