【ニューヨーク共同】米東部コネティカット州の裁判所の陪審は12日、児童ら26人が死亡した州内小学校での銃乱射事件を「やらせ」と主張して遺族らの名誉を傷つけたとして、陰謀論を掲げる政治評論家アレックス・ジョーンズ氏(48)に約9億6500万ドル(約1417億円)の損害賠償を命じる決定を下した。米メディアが伝えた。

事件は2012年12月に発生。コネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で男が銃を乱射し、その後に自殺した。トランプ前大統領とも親しいジョーンズ氏は、銃規制強化を狙ったやらせであり、実際には事件が起きていなかったと主張していた。