プロ野球ドラフト会議が20日に行われる。金沢学院大では抑えのエース・高橋直希投手に8球団、
先発エース・堀本尚也投手に2球団から調査書が届き、1996年の野球部創設以来初の2年連続指名に期待が高まる。

高橋投手は、加賀市東和中時代は小松加賀リトルシニアでプレーし、寒川高(香川)に進学。
大学で力を伸ばし、右サイドスローで最速148キロ、多彩な変化球が持ち味だ。
オリックスや楽天で指導した酒井勉投手コーチは「プロで十分通用する」と太鼓判を押す。

今週末は北陸大学秋季リーグで優勝を懸けた福井工大戦を控える。
「リーグ戦でいい成績を残せれば、結果がついてくるので、今はドラフトの意識は特にない」と高橋選手。
リーグ優勝で弾みをつけ、指名の吉報を待つ。

右腕・堀本選手は175センチ・80キロで、熊野高(和歌山)時代は無名の存在だった。
最速151キロで北陸大学リーグ戦では最優秀防御率とベストナインを3年秋と4年春の2季連続で獲得している。
「大学に入ったころはプロを本気で目指すとは思っていなかった。どの球団でもいいので、あとは待つだけ」と語った。