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 岡田新監督が指揮を執る、来季阪神の補強第1弾となるか。ホーキンスは、2012年のMLBドラフト1巡目(全体13位)でホワイトソックス入り。メジャー経験こそないが、通算104本塁打をマークしたマイナーなどを経て、昨季途中から、米独立リーグ・アトランティックリーグのレキシントン・レジェンズでプレーした。

 昨年は91試合で32本塁打を放つ活躍を見せたが、今季はさらに飛躍。127試合で48本と本塁打を量産した。2位に12本の大差をつけて本塁打王に輝き、打点王(125打点)との打撃2冠を獲得。打率も・298を残し、シーズンMVPに輝いた。

 甲子園を本拠地にする阪神にとっては、浜風を味方につけることができる右のパワーヒッターは是が非でも欲しいところ。さらに主に左翼を守る外野手というのも魅力だ。岡田新監督が一塁・大山、三塁・佐藤輝固定を描いており、糸井、ロハスが抜ける外野手は補強ポイントとなる。

 ホーキンスは日本の他球団も興味を示しているが、その理由が巨人・ウォーカーの存在だ。米独立リーグのアメリカン・アソシエーションで20、21年の本塁打王&シーズンMVPに輝いたウォーカーは、今季推定年棒30万ドル(約4200万円)の“格安”で巨人入り。打率・271、23本塁打、52打点をマークした。

 ホーキンスがプレーしたリーグは、ウォーカーのそれと同等がそれ以上のレベルと言われており、“第2のウォーカー”として各球団の争奪戦となるのもうなずける。

 阪神は他にも右の強打者、先発投手の獲得調査を進めていく方針。第2次岡田政権を補強でバックアップしていく。
https://www.daily.co.jp/tigers/2022/10/15/0015724766.shtml?pg=2

第二のウォーカー狙いや