ここまでG1レース6連勝を含む無傷の10連勝と完璧な戦歴を誇るバーイードが、現地15日に英アスコット競馬場で行われるG1英チャンピオンステークスで最後のレースに臨む。
 同馬を管理するW.ハガス調教師は「セール会場に行くと、多くの人々が土曜日(15日)の幸運を祈ってくれる」「競馬を愛する多くの人々、そして私たちの大半がバーイードが実力を示し、勝利するのを願っているだろう。真のトップホースが無敗であることを見届けたいのだと思う」とコメント。
 さらに同師は14戦全勝だった歴史的名馬フランケルを引き合いに出し、「フランケルがそうだったように、あのレベルで無敗の馬などそうはいない。もちろんバーイードにはどのレースでも勝ってほしいし、負けたら悲しいさ。でもそれは私たちの事情であって、負かした側は悲しくなどないだろうね!」と続けていた。