05年1月、山上容疑者は勤務先の広島の海上自衛隊で自殺未遂を図る。だが、韓国で40日間の「修練会」に参加中だった母親はプログラムが終わるまで帰ってこなかったという。

 同年5月、伯父は大阪の病院に転院した山上容疑者に会い、パソコンを買い与えて、こう話した。

「援助するから、ワンルームを借りて、仕事を探しながら職業訓練でもしたらどうか、と。徹也はとても喜んでいました」

 だが、家族の大反対にあったという。すでに相当な金額の援助をしていたことに加え、弁護士を4人抱える事務所を経営していたこともあり、

「『そこまでしなくていい、いい加減にしろ』と……。とても徹也の顔を見ては言えないと思って『あの話はなかったことにしてほしい』と手紙を書きました。返事はありませんでした」
https://dot.asahi.com/aera/2022092100045.html?page=1

伯父とかいうまともな人がいたのに…