中日が天理大・友杉篤輝内野手をドラフト上位指名候補にリストアップしていることが15日、分かった。
右投げ右打ちの俊足遊撃手で今年の大学日本代表に選ばれオランダ遠征に参加。
立浪監督も「走攻守がそろっている」と即戦力大学生として注目していた。
チームは昨季までのレギュラー京田が打撃不振で、三ツ俣、溝脇や高卒2年目土田を起用するなど遊撃手固定ができず。
ドラフト前に視察予定の明大村松開人内野手らも含め、立浪2世候補の上位指名でセンターライン強化を進める。


中日の立浪和義監督が15日、ドラフト戦略について語った。
すでに6球団が1位指名選手を公表している中、競合覚悟で指名にいく可能性について言及した。
また上位候補として鷺宮製作所の最速155キロ右腕、小孫竜二投手(がリストアップされていることも判明。
20日のドラフト会議まで4日。監督自ら現場視察を続け運命の一日を迎える。
1位指名を公表する球団がすでに6球団に達している。監督として初のドラフトを迎える立浪監督は
「今年に限って言えばおそらく1位候補が少ないから、何とか単独で取りたいというのがあるんでしょうね」と分析する。

ドラゴンズは現時点で公表する予定はないが、「いい選手はどこもずっと見てる。やっぱりいいものはいいでしょう。
公表したからといっても、こっちも指名するかもしれんしね。(抽選は)避けたいけど、それはあまり関係ないですね。
苫小牧の斉藤投手とか有望だと思いますし」とけん制した。

候補選手の絞り込みが進む中、鷺宮製作所の右腕小孫が上位候補としてリストアップされていることも判明した。
指揮官は「いいという噂を聞きます。なんだかんだ先発も足りているようで足りていない。
後ろはそこそこ固まっていますけど、大事ですよ」と説明。
すでに他球団が公表している斉藤、イヒネ、曽谷、今なら単独指名が狙える東芝の吉村投手や中大の森下外野手らとともに、
ギリギリまで能力を見極めていく。