日本にあふれる「無意味な労働」、生産性が低いのはこれのせいだ
https://www.jiji.com/sp/v4?id=20211121ega0001

◆くだらない書類作り
 日本の労働生産性は低いと言われる。日本生産性本部によると、日本の労働生産性は19年度、主要7カ国(G7)で最低だった。
 日本は47.9ドルだが、米国は77ドル。6割にとどまっている。統計をさかのぼれる1970年以降、日本はG7最下位が続いている。

◆なぜ賃金は上がらない?
 興味深いデータがある。日本も同様だが、労働生産性が上がっても、労働者の賃金は上がっていないのだ。
 ではなんのため、誰のために労働生産性を上げようとしているのか。
 それは一握りの経営トップ、株主などのためである。

◆半数は貧困
 実際、日本の格差の現状は最悪である。世界3位の経済大国でありながら、2015年データでは貧困率15.6%である。
7人に1人が貧困である。1人世帯の貧困率50.8%で半数が貧困。男性単身世帯の貧困率36.4%、女性単身世帯の貧困率はなんと56.2%である。