土田龍空内野手(19)も7月以降に1軍定着し、遊撃スタメン56試合はチームトップ。持ち前の守備力と非凡な打撃センスを見せつけた。
近江高1年のときから注目し続けてきた米村明スカウトディレクター(63)も「想像の中ではもう1、2年(かかる)と思っていた。
いまや京田がおらんでも土田でいいんじゃないかと思えるまでレベルアップしてくれていることには、驚く」と話す。

ドラフト当時は他球団が2位以上で指名することも想定していたが、3位で獲得に至った。
もちろん能力を高く評価したからこその指名だが、狙いの一つは競争の促進。2019年に根尾も内野手として1位指名しており
「やっぱり食って食われる世界だから、一択ではいけないし、京田一択(の状況)だから根尾、土田を狙っていった」。

「京田がもっと奮起して、確固たる地位を取り戻すのが本望。しっかりと切磋琢磨(せっさたくま)して、
土田にライバル意識を持って、しっかりと戦ってくれて『プロとはこういうものだ』というのを2人で見せていってほしい。そうすれば、土田ももっと強くなるんじゃないかな」
https://news.yahoo.co.jp/articles/da2451e6b381f8fd7106c2923711035b0b4e7808