番組ではさらに、世界各国の今年の最低賃金を比較した。日本が全国平均で時給961円なのに対し、ドイツでは約1759円、ルクセンブルクでは約2353円という高水準という。

 米国はカリフォルニア州で15ドルで、149円換算だと約2235円になる。さらに来年1月からは、ファストフード従業員の給与を大幅に引き上げる法律が施行されるため、最低賃金は時給22ドル(約3278円)になるという。井上アナは「それにしても日本で時給3000円の仕事なんて、想像もつかないですよ」と絶句した。

 景気のいい海外と比べ、日本国内は値上げや円安、給与問題など経済的に苦しいニュースが続く。井上アナは「日本だけがガラパゴス化していって、総貧困国というか、寂しい。国力もどんどん(下がっていく)」と嘆いていた。

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