日本ハムが20日のドラフト会議で専大・菊地吏玖投手(22)と、東海大札幌・門別啓人投手(18)の北海道出身2投手を上位候補にリストアップしていることが18日、分かった。

 今年の大学日本代表にも選ばれた菊地は1メートル83、93キロの大型右腕。最速152キロの剛球に加え、フォーク、ツーシームなど変化球の精度も高く、大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「スケール感がある。先発型」と、即戦力として期待を寄せる。また、最速150キロ左腕の門別は右打者内角へのクロスファイアが武器。今春の札幌支部予選・札幌新陽戦では、20奪三振で完封勝利を挙げるなどポテンシャルを高く評価している。