■ 沖縄大・仲地12奪三振 スカウト絶賛「上の方で消える」(西スポ) 22/10/17

 九州大学選手権は16日、2回戦と3回戦が行われ、九産大が沖縄大を2-0で破り4回戦進出を決めた。沖縄大のエース仲地礼亜は10球団のスカウトが注目する中、2失点ながら12奪三振で完投した。直球の最速は148キロ。得意のスライダーを駆使し、次々と三振を奪った。ソフトバンクも2人のスカウトが足を運び、投球をチェック。加藤スカウトは「今年一番の投球だった。キレのあるスライダーを投げる素晴らしい投手」と絶賛。中日の三瀬スカウトも「スピードもあるし、変化球もうまく決められる。ドラフトでも上の方で消えると思う」と高く評価した。昨年6月の全日本大学選手権に出場してプロを意識するようになった。「1年間、死ぬ気で野球にかけようと思った」とトレーナーについて体重を10キロ増やし、下半身が安定。球速も151キロに伸び、平均速度も上がった。