こんなん泣くやん

日体大の矢沢宏太投手(22)は藤嶺藤沢(神奈川)時代の18年に指名漏れし、49日後に父・明夫さん(享年59)が急逝した。涙の別れから1407日、天国で見守る父とともに運命の日に臨む二刀流左腕。母・香さん(46)が苦難を乗り越えた息子への思いをつづった。

 宏太、いよいよドラフトの日が来たね。「矢沢宏太」の名前が呼ばれたら私はきっと泣いてしまうけど、あなたはきっとケロッとしているはず。ずっと「1位候補」って言われてきたね。それでも20日が近づいてくると「また4年前みたいに…」と心配に思うこともありました。

 車で薬品を配送する仕事中だった11日の午後。親族から「日本ハムが宏太を1位指名する!」と連絡が来た時は泣きそうになりました。寮暮らしでリーグ戦中の宏太には「おめでとう」も直接言えてないね。会見場で伝えようと思います。

日体大・矢沢の母、香さん独占手記 日本ハムが1位指名公表―天国のパパとの約束、果たせるね
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce34d6888feb594283547186ba73fe30f38d2cfc