先発投手には球数制限を設けられないかと考えている。
「球数一つにしても中長期的なマネジメントが必要だと思う」。

新井監督は、大瀬良を例の一つに挙げて説明する。

「(大瀬良)大地に関して言うと、球数をたくさん放らせて、疲れを残したまま(次戦を)迎えさせたくない思いもある」。

大瀬良は、球数が120球を超えた試合が今季8試合目を終えた時点で半数の4度を数えていた。
疲労からか、その後に調子を落として2度の2軍再調整を経験するなど、開幕直後の安定感を維持できなかった。
大瀬良は、5月21日の中日戦で一時9点差までリードが広がりながら8回まで続投。
次戦に向けて体力の温存も選択肢だった中で121球を投げた。

指揮官は「時と場合によるけど、ロースコアで調子がいいとしても、球数が5、6回で増えていたら、
そこは腹をくくって代えていかないといけない」と覚悟が決まっている。