1986年(昭和61年)にアイドル歌手の岡田有希子が18歳で飛び降り自殺すると、30名余りの青少年が後を追うように自殺し[5]、「そのほとんどが、岡田と同様に高所から飛び降りて自殺した」[5]。「この影響はほぼ1年続き、1986年はその前後の年に比べて、青少年の自殺が3割増加」し[5]、国会の衆議院文教委員会で、江田五月がこの件を採り上げ、時の文部大臣・海部俊樹に対策を問うまでに至る。これがいわゆる「ユッコ・シンドローム」である。

中略

なお、同じアイドル・著名人の急死でも、病没した松野莉奈や暗殺された安倍晋三については後追い自殺は確認されていない。