https://news.yahoo.co.jp/articles/111ad18dc394fe20801ee6c07590a93187309268
梶谷は20年オフにDeNAからFAで巨人入り。21年は61試合に出場し、打率・282、4本塁打、23打点。同年10月に腰椎椎間板ヘルニアの手術、今年5月に左膝内側半月板縫合手術を受けて今季は出場がなかった。

 復活すれば、レギュラーとしての活躍が見込める選手。だが、4年の大型契約で加入した34歳のベテランも他の選手と同様に育成契約とするとみられ、FA加入選手では異例の措置となった。

 巨人では17年オフに西武からFAで加入した野上亮磨投手が、19年10月に左アキレス腱断裂の大けが。すぐに手術も受け大減俸とはなったものの、21年に引退するまで育成契約することはなかった。

 また、20年オフ、梶谷と一緒にFAで加入した井納翔一投手は2年間で目立った成績を残せず、今オフ戦力外通告を受けた。

 他球団では15年オフに広島・木村昇吾がFA宣言したが、移籍先が決まらず、西武のキャンプにテスト生で参加。その後、支配下選手として契約し、16年には育成選手として再契約した例もあるが、FAで複数年契約を結びながら育成再契約となるのは超異例。再起を目指す梶谷の今後に注目が集まる。