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 広島のロベルト・コルニエル投手(27)が23日、先発したみやざきフェニックス・リーグの西武戦(南郷)で収穫を得た。三回に一挙6点を失い、6回5安打6失点。それでも変化球も織り交ぜて11個の三振を奪った。今リーグから先発に挑戦中。実戦を重ねて、投球を磨いていく。

 見栄えほど内容は悪くなかった。序盤に捕まったが、尻上がりの投球で相手を料理。コルニエルは「まずまず」と振り返った。

 三回に突如、制球を乱した。無死満塁で2番・滝沢に押し出し四球。続く西川に右越えへの2点適時打を許し、4番・中熊に右越え3ランを浴びた。この回だけで4四死球と課題が露呈した。

 しかし、四回以降は無安打投球。四回は3者連続三振で、終わってみれば11奪三振。最速155キロの直球に偏らず、変化球を2球続けて追い込むなど、適度に力を抜いて安定感を示した。高2軍監督は「(試合)後半の投球を覚えてほしい。そんなに力感がなくても球威は変わらないと思う」と、力だけに頼らなかった投球を今後の指針にするように求めた。

失点の内容ひどすぎて草