黒島結菜を襲う『ちむどん』の呪縛…『クロサギ』好演も「暢子にしか見えない」の声
10/24(月) 17:37

『クロサギ』での黒島について“ぴったり”“応援したくなった”と好演を評価する声もあるいっぽう、「暢子」を重ねてしまう人もいるようで……。ネット上では厳しい声も上がっているのだ。

《ドラマ自体は面白い。スピード感もある。でも、冒頭のナレーションから「暢子」。拙い英語で道案内する感じも「暢子」。「暢子」の残像ばかりがチラつく。黒島結菜ってどれも一本調子。「お金、いくらぐらいなくなったの?」って完全にデジャヴ》
《黒島結菜ちゃん、やっぱり暢子にしか見えない もう少し演じ分けてほしかったな》
《黒島結菜ちゃん暢子抜けてない、、、 暢子にしか見えない…… 平野なのに見る気にならない…… なんてこった》

黒島演じる氷柱のキャラクターは、努力家で正義感が強い女子大生。父親が詐欺被害に遭ったことを機に黒崎と出会うが、詐欺師を詐欺でやり返す方法に納得がいかず反対する一幕も。尾を引く『ちむどんどん』の影響について、テレビ局関係者は言う。

「氷柱の真っ直ぐなキャラクターが暢子を彷彿させている面もあるかもしれません。暢子は突如として大勢の前で決意表明したり、相手に対して一方的な物言いで主張したりすることもあり、視聴者から“ヒロインなのに共感できない”といった声が相次ぎました。

『ちむどんどん』は強引なストーリー展開や粗削りな演出に、放送が進むにつれて徐々に批判が増加。通常の朝ドラでは結婚や出産を経てヒロインの人間的な成長が描かれるものですが、暢子の空気の読めなさは変わらないままでした。決して黒島さんに非があるわけではないのに、脚本や演出のせいでドラマ終了後も暢子のイメージを背負ったままになっているようです」

『クロサギ』はまだ始まったばかり。暢子の呪縛を払拭し、『クロサギ』が新たな代表作となることを期待したい。