「うつは甘え」精神論を語る人が知らない最新事情

これまでうつ病は、純粋に精神上の問題であると捉えられてきており、「うつは甘え」「気合いが足りない」などと精神論で述べられることが多くありました。

しかしながら、脳内物質や脳細胞の減少、脳内炎症の増加など、生物学的な根拠が見つかってきており、「脳という臓器の疾患状態」と捉えるべきであると、考えが改められつつあります。

さらに近年では、うつ病は心因性ではあるものの、単に脳だけの問題でなく、
その影響は広く肉体に波及し、〝細胞の老化〟を促進することや、全身で起こる炎症状態を悪化させることもわかっ
てきているのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/621892